ゴミ屋敷化したマンションを放置すると大変なことに!事例のご紹介

マンションや賃貸アパートなどの集合住宅がゴミ屋敷化した場合、世帯同士が繋がっているため、隣への影響がより大きくなります。隣近所へ迷惑をかけないようにしなければいけないのは勿論ですが、放置すると設備にも悪い影響があります。

ゴミ屋敷を片付けている写真

私達が片付けた4軒の事例をご覧ください。

食べ物などのゴミで溢れたアパート

会社の寮として使用していたが、ゴミを大量に溜めてしまい、虫も湧き出したため、片付けのご依頼をいただきました。

片付け作業前のお部屋

・約6畳のワンルーム

・ゴミは腰の高さまであり、全体的に湿っている

・食べ物の空き容器も散乱しており、ハエが飛び回っている

・中身入りのペットボトルが大量にある

・トイレは、ゴミで埋もれており使えない

食べ物などのゴミで溢れたアパートのビフォー写真

片付け作業の実績

・スタッフ人数:7名×1日

・排出量:可燃・不燃ゴミ600kg、ペット80kg、アルミ50kg、紙類30kg、鉄20kg、布類20kg、TV2台、冷蔵庫1台

片付け作業を終えて

食べ物などのゴミで溢れたアパートのアフター写真

床にこぼした飲み物や、腐敗した食べ物を長い年月放置したことにより、シミや臭いが床に残ったものと思われます。

こういった汚れは、なかなか綺麗にできません。やはり、ゴミはこまめに処分することが大切です。

たくさんのモノと犬のフンが散乱したマンション

下の階に住んでいる方から水漏れの苦情があり、管理会社が見に来るため、急いで片付けたいとのご依頼でした。

片付け作業前のお部屋

・廊下にもたくさんのモノが積まれているが、何とか1人は通ることができる

・4畳半のリビングには、腰下くらいまでゴミや服、紙類があり、いたるところに犬のフンが落ちている

・ブランド品のバッグも散乱している

たくさんのモノと犬のフンが散乱したマンションのビフォー写真

片付け作業の実績

・スタッフ人数:4名×1日

・排出量:可燃・不燃ゴミ360kg、鉄10kg、布類50kg

片付け作業を終えて

たくさんのモノと犬のフンが散乱したマンションのアフター写真

片付けていくと、エアコン本体からの水漏れが原因であることが判明しました。水漏れが続いたことや、犬のフンや尿が床に染み込んだことで、清掃では取り切れないレベルの汚れでした。

大量のゴミや資源だらけのマンション

腰ぐらいまでモノを溜めてしまった状態で、数年間放置していた賃貸マンション。管理会社に見つかってしまい、片付けることになりました。

片付け作業前のお部屋

・間取りは3LDKで、玄関、各部屋、ベランダにモノが散乱している

・食べ物系のゴミが少なく、服や紙類が多い

・風呂場の汚れが強い

・ブランドバッグ、現金、毛皮といった貴重品がたくさんある

洋室のビフォー写真

風呂場のビフォー写真

片付け作業の実績

・スタッフ人数:9名×2日

・排出量:可燃・不燃ゴミ2,150kg、鉄200kg、紙類530kg、TV1台、冷蔵庫1台、洗濯機1台、エアコン3台

片付け作業を終えて

洋室のアフター写真

風呂場のアフター写真

絨毯が敷いてあったため、フローリング等はそれほど汚れていませんでした。しかし、風呂場はかなり汚れており、清掃に時間がかかりました。

お住まいにならないで数年間放置した間の賃貸料が、非常に勿体なかったと思います。

床に穴があいたアパート

亡くなられたご兄弟の住んでいた賃貸住宅。ごみ屋敷化しており、退去のため片付けのご依頼をいただきました。

片付け作業前のお部屋

・間取りは2DKで、玄関と洗面所間の床が腐って抜けている

・食べ物の空き容器、紙類、布類が多い

・ダイニングキッチンは、膝上までゴミが積もっている

・腰の高さまで紙が積もった部屋、粗大ゴミや段ボールが多い部屋がある

和室のビフォー写真

片付け作業の実績

・スタッフ人数:2名×1日、6名×1日

・排出量:可燃・不燃ゴミ560kg、洗濯機1台、エアコン1台

片付け作業を終えて

床に穴のあいた写真

水漏れを放置すると、湿気を好む害虫(たとえばシロアリ)が巣を作ったり、腐ってしまったり、大変なことになってしまいます。

抜けた床は、危険なので仮補修をしておきました。

床を補修した写真

畳や壁も一部ボロボロの状態でした。ほか、キッチン周りの汚れも手強く、清掃に時間がかかりました。

和室のアフター写真

まとめ

賃貸を借りていた人の過失等で住まいに損傷を与えてしまった場合、経年劣化や過失の範囲は考慮されるものの、原状回復費用は、賃借人に請求されることになります。

原状回復を「賃借人の居住、使用により発生した建物価値の減少のうち、賃借人の故意・過失、善管注意義務違反、その他通常の使用を超えるような使用による損耗・毀損を復旧すること」と定義し、その費用は賃借人負担としました。そして、いわゆる経年変化、通常の使用による損耗等の修繕費用は、賃料に含まれるものとしました。

部屋の内部だけではなく、共用部にまで達すると、修繕費用のほか損害賠償をしなければならない可能性もあります。なるべく早く片付けることが、被害を最小限に食い止める唯一の方法です。

悪臭や害虫の発生などで近隣の方に迷惑をかけないようにすることも、忘れてはいけません。

すぐに片付け始めることを、おススメします。

次にご紹介するブログでは、汚部屋やゴミ屋敷の片付け方について詳しく書いています。

ぜひご覧ください。

https://kataduke-tonton.com/howto/13275/

片付けトントンは、ゴミ屋敷・汚部屋の片付けを承っています。自力で片付けるのが難しい場合は、お気軽にお問い合わせください。サービスエリアは愛知県内(一部地域を除く)です。

詳細は、ゴミ屋敷・汚部屋片付けページをご覧ください。

ゴミ屋敷片付け・掃除サービスページ

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