基礎!小物の収納方法、収納用品を買うタイミング

小物の収納方法をネットで調べると、「この収納用品が便利」という記事が目立ちます。そういう記事を読むと、「まず、100均で収納用品を買おう」となりがちですが、疑り深い私は「それで本当になんとかなるの?」と思ってしまいます。

いろいろな収納用品の写真

小物の特性を理解する

小物を上手く収納するには、小物の特性を理解することが大切です。

小物は種類がとても多いので、完璧を求めて細かな分類をしすぎると、家の中が引き出しだらけ、収納だらけになってしまいます。

小物と言えど、せっかく買った物。使わなかったら、何のために買ったのかわかりません。上手に収納して、使い切るようにしたいものです。

小物収納の手順

小物を収納する手順について、お話します。

最初にやってはいけないこと

具体的な手順に入る前に、「最初にやってはいけないこと」をお話します。

それは、何だと思いますか?

考えている写真

答えは「収納用品を買う」ことです。

頭の中で、収納の設計が完璧にできていれば問題ありませんが、どれだけの量の物を、どこに収納するか決まっていない内に収納用品を買っても、普通は上手く使いこなせません。

使えない収納用品を収納する場所を探さなくてはいけなくなってしまったら、本末転倒です。

収納用品と言えど物です。使わない物を増やしてしまわないよう、よく考えてから買いましょう。

1、壊れた物・使えない物を処分する

壊れた物・使えない物を処分するのがファーストステップです。

簡単な例として、我が家のペン立てをご覧ください↓↓↓

ぎゅうぎゅう詰めのペン立ての写真

ボールペンがどれで、シャープペンがどれなのか、全然わかりません。

それどころか、インクが出なくなったボールペンも捨てないで、ペン立てにしまい直すということをしていました。「あるある」です。

さて・・・

整理収納をする場合は、一旦全部出すのが効果的です。

全部出したら、書けるか書けないかをチェックをします。

書けるかどうかチェックしている写真

ペン立ての用途は、使いたいペンを素早く取り出せるようにすることですから、よく使う物を1本ずつ入れれば事足ります。

残りは、在庫を保管しておく場所を確保し、そこに収納すればOKです。

ペン立ての収納を見直した写真

まずは、壊れた物・使えない物を処分し、何がどれだけあるかを把握します。

2、適正な在庫数に整える

ちょっと前に片付けたばかりなので、要らない物はないかなとも思いましたが、念のため探してみました。

あ、ありました↓↓↓

たくさんのホッチキスの針の写真

ホッチキスの針です。1箱1,000本入り、9箱ありますから9,000枚の書類をホチどめできます。

何でこんなにあるのか謎です。一生どころか、先祖代々使い続けられる量でしょう。娘に取っておくか聞いてみたら、「いらん」と言ってました。

3箱だけ取っておいて、残りは会社に寄付します。

ノートや封筒なども、在庫過多になりがちです。思い切って処分するか、使い切るまでは買うのを我慢するか、どちらかの対策が必要です。

上手く在庫を処分できれば、収納の成功率は高まります。

3、収納場所を決める

次は、何をどこに収納するか、プランを立てます。

その物を使う場所の近くに、どこにしまったのかが覚えやすく、出し入れしやすい収納場所を考えましょう。

4、収納用品を準備して収納する

私はズボラなので、「ここに文房具が入っていればOK」程度の収納の仕方ですが、そんなに困ったことはありません。

収納を見直す前の引き出しの写真

収納場所がしっかり決まっていれば、最低限の収納はできていると言っても良いと思いますが、さすがにグチャグチャすぎるので、少しグレードアップしてみます。

ここで初めて、仕切りなどの収納用品を買うかどうか考えます。

私は、引き出しの中が美しくなくても全然気にならないので、ありものを使って整頓しました。

収納を見直した後の引き出しの写真

分類の仕方もざっくりですが、私の求める機能性は満足しています。

分類を細かくしすぎると、引き出しや仕切りが大量に必要になりますし、収納の難易度が上がって、途中で挫折しかねません。完璧主義の人が陥りやすい罠です。

大切なのは、自分に合った収納をすることです。

まとめ

収納は、物の管理ができて出し入れしやすければ、問題ありません。

完璧を求めて、引き出しの中まで美しくするかどうかは、人それぞれです。自分の個性にあった収納をすれば良いと思います。

最近、バックパッカーの旅行エッセイに、はまっています。彼らがよく言うのは「生きていくのに、そんなに物はいらない」ということ。私は、片付けの仕事で物をたくさん処分していますが、同じことを感じます。

・・・

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